「会社案内を作りたいが、何から始めればいいかわからない」「費用はどれくらいかかる?」——会社案内・パンフレットの制作を検討している担当者から、よくこのようなご相談をいただきます。

会社案内は、営業・採用・取引先への挨拶など、あらゆるビジネスシーンで使われる重要な名刺代わりのツールです。この記事では、費用相場から制作の流れ、失敗しない外注先の選び方まで、株式会社シカリの経験をもとに解説します。

会社案内・パンフレット制作の費用相場

費用は「ページ数」「依頼する工程の範囲」「印刷の有無」によって大きく変わります。

内容 費用目安 備考
デザインのみ
(A4・8P程度)
20万〜60万円 テキスト・写真は支給
取材・ライティング+デザイン 50万〜120万円 インタビュー・コピーライティング含む
写真撮影+デザイン+印刷 80万〜200万円〜 カメラマン手配・印刷費含む
戦略設計からフルパッケージ 150万〜500万円〜 コンセプト設計・ブランドVI整合含む

印刷費は別途かかることが多く、A4・8ページ・500部程度で3万〜8万円前後が目安です(用紙・仕様によって変動)。

会社案内制作の流れ

一般的な会社案内制作は、以下のステップで進みます。

STEP 1:オリエンテーション・ヒアリング(1〜2週間)

制作の目的・ターゲット・使用シーン・予算・スケジュールをすり合わせます。「誰に向けて」「何を伝えたいのか」をこの段階で明確にすることが最重要です。

STEP 2:コンテンツ設計・構成案(1〜2週間)

会社案内に掲載する情報を整理し、読者の視点で「伝わる順序」を設計します。どんなにデザインが美しくても、コンテンツの構成が悪いと伝わらないのが会社案内の難しさです。

「自社のことを全部載せたい」という気持ちはわかりますが、情報が多すぎると何も伝わりません。「これを読んで何を感じてほしいか」から逆算して整理しましょう。

STEP 3:テキスト制作・写真撮影(2〜4週間)

コピーライターによる文章の執筆、またはクライアントからのテキスト支給。写真が必要な場合はカメラマンの手配と撮影。素材の質が最終的な仕上がりを大きく左右します。

STEP 4:デザイン制作(2〜4週間)

構成案・テキスト・写真をもとにデザインを制作。通常2〜3回の修正ラウンドを経て最終データを確定します。

STEP 5:校正・入稿・印刷(1〜3週間)

最終チェック(誤字・連絡先・数字など)を経て印刷所に入稿。印刷・製本・納品まで完了。

全体で2〜4ヶ月程度を見ておくのが安心です。「急ぎで1ヶ月以内に」という場合は特急料金がかかるか、品質に妥協が必要になることも。

会社案内制作に必要なもの(クライアント側の準備)

制作会社への依頼をスムーズに進めるために、以下を事前に準備しておくと良いでしょう。

  • 会社概要・基本情報(設立年月日・資本金・役員・所在地・事業内容など)
  • 既存のブランド素材(ロゴデータ・カラーコード・ブランドガイドラインがあれば)
  • 参考になる他社・他業界のパンフレット(好き・嫌いの方向性を伝えるために)
  • 使用したい写真・画像(支給できる場合)
  • ターゲット読者の想定(誰に渡すパンフレットか)

会社案内制作で失敗しないための3つのポイント

1. デザインより先にコンテンツを固める

「とにかくかっこよく作ってほしい」という発注は失敗のもとです。デザインはコンテンツ(何を・誰に・どう伝えるか)を視覚化するものです。コンテンツ設計が先、デザインは後。この順番を守ることが成功の鍵です。

2. 社内の意思決定者を最初から巻き込む

担当者だけが動いてデザイン完成後に経営者が「イメージと違う」と言い出すケースは非常に多いです。制作開始前のオリエンテーションに、可能な限り最終意思決定者を同席させましょう。

3. 「使い回し」より「目的に特化」を優先する

「すべての用途に使えるパンフレット」を作ろうとすると、逆にどの場面でも中途半端になります。「営業向け」「採用向け」「IR向け」など、用途ごとに特化したバージョンを作る方が効果的です。

どこに依頼するか:制作会社の選び方

実績のある会社を選ぶ

同業種・同規模の会社案内制作実績があるかを確認しましょう。「BtoB企業の会社案内が得意」「高級感のあるデザインが得意」など、制作会社にも得意領域があります。

コンテンツ制作まで一貫して対応できるか

デザインだけでなく、取材・ライティング・写真撮影まで対応できる会社を選ぶと、品質の一貫性が保てます。テキストだけ自社で作って、デザインだけ外注するとちぐはぐな仕上がりになることも。

ブランド戦略の視点を持っているか

会社案内は「自社の価値をどう伝えるか」というブランディングの問いと不可分です。「きれいに作る」だけでなく「なぜこのデザインか」を語れる制作会社を選びましょう。

株式会社シカリの会社案内制作へのアプローチ

シカリでは、会社案内・パンフレット制作を「ブランディングの一環」として捉えています。単なるデザイン制作ではなく、

  1. 本質的な価値の掘り起こし——御社のUSPや強みを深くヒアリング
  2. コンテンツ設計・コピーライティング——読者に響く言葉と構成の設計
  3. ビジュアルデザイン——ブランドアイデンティティと一貫したデザイン
  4. 印刷・納品まで一貫対応——入稿データ作成・印刷コーディネートまで

というフローで進めます。三菱地所グループや野村不動産グループ、JR東日本など、大手企業の制作実績を持つシカリが、中小企業・スタートアップの会社案内制作にも真摯に向き合います。

SHIKARI PAMPHLET

「伝わる会社案内」を、シカリと一緒に作りませんか?

構成・取材・ライティング・デザイン・印刷まで、ワンストップで対応します。
まずはお気軽に現状とご要望をお聞かせください。

会社案内制作を相談する

よくある質問

Q. 会社案内の制作期間はどのくらいかかりますか?
打ち合わせ〜納品まで標準的には2〜3か月です。ページ数・写真撮影の有無・テキストの準備状況によって前後します。特にテキスト原稿・写真素材の用意に時間がかかる場合が多いため、制作側との並行作業を早めに始めることがスケジュール短縮の鍵です。
Q. 会社案内はデジタル(PDF)と紙のどちらがいいですか?
使い方によって最適解は変わります。商談・展示会・郵送には紙、Webからのダウンロード・メール添付・タブレット営業にはPDF(デジタル版)が適しています。「紙とデジタル両対応」のデータで作ることで、追加コストを抑えながら両方に活用できます。
Q. 会社案内の内容として何を盛り込むべきですか?
①企業理念・ミッション(なぜ存在するか)、②事業・サービスの説明(何ができるか)、③実績・事例(どんな成果を出してきたか)、④チーム・社員紹介(誰がいるか)、⑤会社概要・アクセス——が基本の5構成です。「読んだ相手に次にどう行動してほしいか」を明確にしておくことも重要です。
Q. 会社案内の制作費用を安く抑える方法はありますか?
①ページ数を絞る(4〜8ページ)、②写真は自社で用意する、③テキスト原稿は社内で準備する、④デジタル版のみにして印刷・製本コストをなくす——の組み合わせで費用を抑えられます。ただし「安く作って使われない会社案内」より「使える営業ツール」にするほうが投資対効果は高いです。
Q. 会社案内のデザインをブランドと統一させるにはどうすればよいですか?
ブランドガイドラインがある場合は指定のカラー・フォント・写真スタイルに従って制作します。ガイドラインがない場合でも、コーポレートサイトや既存ロゴとのビジュアルトーンを揃えることが最優先です。制作会社に「Webサイトとの整合性を重視してほしい」と明示することが重要です。

まとめ

  • 会社案内制作の費用は、デザインのみで20万〜60万円、取材・ライティング込みで50万〜120万円が目安
  • 全体の制作期間は2〜4ヶ月を見込む
  • 成功の鍵は「デザインより先にコンテンツを固める」こと
  • 意思決定者を最初から巻き込み、用途ごとに特化したツールを作る
  • 依頼先はブランド戦略の視点を持ち、コンテンツ制作まで対応できる会社がベスト

会社案内は、頻繁に作り替えるものではありません。だからこそ、しっかりとした戦略と品質で作ることが重要です。「まずは相談だけ」でも、ぜひ株式会社シカリにお声がけください。